2005年07月26日

『みなさん、さようなら。』(DVD)

『みなさん、さようなら。』


●作品紹介
父親・レミが病気だという知らせを受け、証券マンとして働くセバスチャンはカナダに帰国した。レミにとって幸せな最期を演出すべく、彼の世界中の友人たちがレミに会いに訪れた。身勝手な生き方をし、セバスチャンにとっては反面教師のような父親ではあったが、“幸せな時”は確かにそこに存在していた。頑固で憎まれ口ばかり叩いていた父親が、痛みを和らげるため、医者に秘密でヘロイン治療をせざるを得ない状態になっていく。セバスチャンは、病状の悪化するレミを湖畔の別荘に移すことにした。別れの時は、日を重ねるごとに、確かにレミに近づいていた…。

最期の時は、大好きな人たちに囲まれて暮らしたい―。死を見詰める事でなお生きる喜びを感じさせてくれる、この『みなさん、さようなら』は、笑いと機知にあふれたコメディ作品として、ドゥニ・アルカン監督の手によって生み出された。末期ガンを患い、愛すべき人々に囲まれて賑やかな時を過ごすレミにの姿に、私達はあたりまえの幸せとして毎日を送る自分の姿をレミと投影させ、自分の人生を振り返らずにいられなくなる。

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自分の最期を知り、仲間と家族に囲まれ、自分で覚悟をして旅立つ−−−
伝えたい事を伝え、一番好きな場所で時間を過ごし、
大切な人たちに見守られながら最期の時を迎える事ができたレミは
とても幸せな人間だと、どうしても思ってしまう。

斜めから見てしまうと、金持ちの息子が金に物言わせて
廊下にベッドを置いてギュウギュウの入院生活をしている人々を尻目に
がら空きのフロアを好きに改造して快適に過ごさせ、
下ネタと思想の話で面白おかしく楽しく時間を過ごす。
痛みの緩和のためにヘロインを入手。
友人のジャンキー娘にヘロインの吸引の世話をさせ、ヘロインの調達も任せる。
最期は医者の手も借りずに旅立つという身勝手な男の最期
と取れなくも無いが、それでも最期の過ごし方としてはうらやましい限りだった。

やっぱり父と重ねちゃうからね。

posted by もとり at 22:19| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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